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SFC会員が語る、ラグジュアリーカードは本当にSFCの代わりになるのか?

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最近、クレジットカード関連の記事やSNSを見ていると、ラグジュアリーカードをおすすめする内容をよく見かけます。

特に、

  • ANAのSFC制度が変更される
  • プライオリティ・パスも改悪が続いている
  • だからラグジュアリーカードがおすすめ

という流れの記事が増えているように感じます。

ラグジュアリーカード自体は、ホテル優待やコンシェルジュ、ダイニング特典など、魅力のあるカードです。

ただ、SFC会員である私からすると、「SFCの代替としてラグジュアリーカード」という説明には少し違和感があります。

今回は、SFCとラグジュアリーカードの役割を整理してみます。

SFCの最大の魅力は「カード」ではなく航空会社のステータス

SFC(ANAスーパーフライヤーズカード)の価値を考えるうえで、重要なのはクレジットカードの特典そのものではありません。

最大の魅力は、スターアライアンス・ゴールドの資格を維持できることです。

スターアライアンス加盟航空会社を利用する際、

  • 空港ラウンジ
  • 優先チェックイン
  • 優先搭乗
  • 手荷物の優先受け取り
  • 空席待ちの優先

など、航空会社の上級会員としてのサービスを受けられます。

これは単純な「ラウンジカード」とは性質が違います。

私自身、ANAだけでなくシンガポール航空などスターアライアンス加盟航空会社を利用することがあります。

そのため、私にとってSFCの価値は**「空港ラウンジに入れること」だけではありません。**

スターアライアンス・ゴールドを維持できることそのものに価値があります。

SFC制度変更で「代替カード」を探す人が増えている

今後予定されているSFC制度の変更によって、SFC会員の中には「今後どうするか」と考えている人も多いと思います。

制度変更後は、年間300万円以上のANAカード・ANA Pay決済を行うことでSFC PLUSとなり、従来に近いサービスを維持できる一方、条件を満たさない場合はSFC LITEとなり、ANAラウンジやスターアライアンス・ゴールドなどの扱いが変わる予定です。

→利用者から改悪の声が上がりすぎたようでANAは見直し検討中

これまでのSFCは、カードを保有し続けることで上級会員資格を維持できることが大きなメリットでした。

その前提が変わるため、SFC会員にとってはかなり大きな制度変更です。

ただし、ここで注意したいのが、

「SFCが使いにくくなる=ラグジュアリーカードを持てばいい」

とはならないことです。

ラグジュアリーカードではSFCの代わりにならない

結論から言えば、通常のラグジュアリーカードを持っても、SFCのようなスターアライアンス・ゴールドの資格が得られるわけではありません。

ラグジュアリーカードには、

  • プライオリティ・パス
  • ホテル優待
  • コンシェルジュ
  • ダイニング特典
  • 手荷物宅配
  • その他のトラベルサービス

などがあります。

しかし、これらはあくまでクレジットカード側の特典です。

一方、SFCは航空会社の上級会員資格につながっています。

つまり、

SFC=航空会社のステータス

ラグジュアリーカード=クレジットカードの付帯特典

という違いがあります。

この2つは似ているようで、実は目的が違います。

プライオリティ・パスだけなら他にも選択肢がある

ラグジュアリーカードの魅力の一つが、プライオリティ・パスです。

ただし、「プライオリティ・パスが欲しい」という理由だけなら、ラグジュアリーカードだけが選択肢ではありません。

例えば、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードなど、プライオリティ・パスを付帯できるカードもあります。

もちろん、カードによって、

  • 利用できるラウンジ
  • レストラン・スパの対象
  • 同伴者料金
  • 利用回数
  • 年会費

などの条件が異なります。

そのため、プライオリティ・パス目的なら、「どのカードが一番自分に合っているか」を比較することが重要です。

「プライオリティ・パスが付いているからラグジュアリーカード」というだけで決める必要はないでしょう。

では、ラグジュアリーカードに価値はないのか?

もちろん、そんなことはありません。

むしろラグジュアリーカードは、総合的な旅行・ホテル・ダイニング特典を楽しみたい人には魅力的なカードだと思います。

例えば、

  • ホテル優待
  • HoteLux
  • コンシェルジュ
  • ダイニング特典
  • トラベル関連サービス
  • 金属製カードならではの所有感

などです。

こうした特典を実際に利用する人であれば、年会費を払ってでも持つ価値を感じる可能性があります。

逆に言えば、これらの特典をほとんど利用しないのであれば、年会費の高さが負担になるかもしれません。

「高級カードだからお得」ではなく、自分が使う特典にどれだけ価値があるか。

ここが重要だと思います。

私なら「SFC」「プライオリティ・パス」「ホテル」を分けて考える

SFC会員である私なら、カード選びを次の3つに分けて考えます。

① スターアライアンス・ゴールドを維持したい

この目的なら、基本的にはSFCを維持することを考えます。

理由はシンプルで、スターアライアンス・ゴールドを失いたくないからです。

ラグジュアリーカードでは、この部分を代替できません。

② プライオリティ・パスが欲しい

この場合は、ラグジュアリーカードだけでなく、セゾンプラチナ系なども比較対象になります。

重要なのは、

「プライオリティ・パスが付いているか」ではなく、「どの条件のプライオリティ・パスなのか」

です。

年会費、利用回数、同伴者、レストラン利用などを確認したうえで判断したほうがよいでしょう。

③ ホテルやコンシェルジュなども楽しみたい

ここまで含めるなら、ラグジュアリーカードは有力な候補になります。

ホテル優待やHoteLux、コンシェルジュ、ダイニングなどを頻繁に利用する人であれば、単なる「プライオリティ・パス付きカード」として考えるよりも、総合的な価値で判断したほうがよいでしょう。

「SFCの代わり」という説明には注意したい

私が今回一番伝えたいのはここです。

ラグジュアリーカードが良いカードか悪いカードかという話ではありません。

SFCとラグジュアリーカードは、そもそも役割が違う。

ということです。

SFCの魅力は、航空会社の上級会員としてのステータス。

ラグジュアリーカードの魅力は、ホテルやダイニング、コンシェルジュなどを含めたクレジットカードとしての総合的なサービス。

したがって、

「SFCが改悪される」

「プライオリティ・パスも改悪される」

「だからラグジュアリーカードがおすすめ」

という説明だけでは、少し話が飛んでいるように感じます。

カードは「自分が何を求めているか」で選ぶ

クレジットカードは、年会費や還元率だけで比較しても本当の価値は分かりません。

例えば私の場合、

SFC → スターアライアンス・ゴールドを維持するため

プライオリティ・パス → SFCとは別に、空港ラウンジを利用するため

ホテル優待 → 宿泊時の特典を受けるため

というように、それぞれの目的を分けて考えています。

すべてを一枚のカードで解決する必要はありません。

むしろ、複数のカードを目的別に使い分けたほうが、自分にとって本当に価値のあるサービスを効率よく利用できる場合もあります。

まとめ

ラグジュアリーカードは、決して悪いカードではありません。

ホテル優待やHoteLux、コンシェルジュ、ダイニングなどに魅力を感じる人なら、十分検討する価値があると思います。

ただし、SFCの代替カードとして考えるのは少し違います。

整理すると、

  • スターアライアンス・ゴールドが欲しい → SFCを検討
  • プライオリティ・パスが欲しい → セゾンプラチナ系なども比較
  • ホテル・コンシェルジュ・ダイニングまで楽しみたい → ラグジュアリーカードも候補

という考え方が分かりやすいと思います。

私自身はSFC会員として、今後もANAやスターアライアンスを利用していく予定です。

だからこそ、SFCの制度変更があったからといって、すぐに別の「高級クレジットカード」に乗り換えるのではなく、

「自分はSFCに何を求めているのか」

を一度考えてみることをおすすめします。

クレジットカードは、年会費の高さやカードの見た目だけではなく、自分が実際に使う特典にどれだけ価値を感じるかで選ぶのが一番だと思います。

USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス
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