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投資信託は「怖い」より「使い方」が重要

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DC(確定拠出年金)で失敗しないための超基本

「投資信託は危ない」
「元本保証じゃないなら怖い」

こう考えて、DC(確定拠出年金)を預金のまま放置している人は非常に多いです。

ですが実際には、“何もしないこと”にもリスクがあります。

その代表例が「インフレ」です。


銀行預金だけでは、お金の価値は実質的に減ることがある

たとえば、100万円を銀行に預けていても、物価が毎年3%ずつ上がれば、将来的に買えるモノは減っていきます。

昔は100円だったものが今は150円以上する――そんな経験をした人も多いでしょう。

つまり、

  • 預金=安全
  • 投資=危険

ではなく、

  • 「増えないリスク」
  • 「物価上昇に負けるリスク」

も考える必要があります。

投資信託は、こうしたインフレへの対策として活用される代表的な金融商品です。


投資信託とは「素人がプロを使う仕組み」

投資信託を一言でいうなら、

「みんなでお金を出し合い、運用の専門家に任せる仕組み」

です。

集まった資金は、

  • 日本株
  • 米国株
  • 世界株
  • 債券
  • 不動産

などに分散投資されます。

個人で世界中に分散投資しようとすると、膨大な知識と資金が必要ですが、投資信託なら少額で実現できます。


実は「投資しない人」ほどリスク集中している

多くの人は、

  • 現金だけ
  • 日本円だけ
  • 日本経済だけ

に資産が偏っています。

これは見方を変えると、

「日本一点集中投資」

とも言えます。

もし日本の景気悪化や円安・インフレが進めば、資産価値は大きく影響を受けます。

一方、投資信託なら、

  • 米国企業
  • 世界経済
  • 複数通貨
  • 多数の業種

へ自動的に分散されるため、リスクを分けやすくなります。


DCと投資信託の相性が良い理由

DC(確定拠出年金)は、実は「長期投資」にかなり向いている制度です。

理由はシンプルで、

毎月自動で積立される

相場を毎日気にしなくても、自動で積立投資されます。

価格が高い時は少なく、安い時は多く買うため、購入価格が平均化されやすくなります。

これは「ドルコスト平均法」と呼ばれる代表的な積立手法です。


運用益が非課税

通常、投資で利益が出ると税金がかかります。

しかしDCでは、運用益が非課税です。

長期運用では、この差がかなり大きくなります。


長期間運用できる

投資は短期ほど値動きが激しくなりやすいですが、長期になるほどリスクは平準化しやすい傾向があります。

DCは老後資金づくりが前提なので、

  • 長期
  • 積立
  • 分散

を自然に実践しやすい制度になっています。


ただし「投資信託なら何でもOK」ではない

ここは非常に重要です。

投資信託には、

  • 手数料が高い商品
  • 中身が分かりにくい商品
  • 成績が不安定な商品

も存在します。

特に初心者は、

  • 信託報酬(運用コスト)
  • 分散状況
  • 投資対象

は必ず確認したほうがよいでしょう。

長期投資では、年0.数%のコスト差が将来大きな差になります。


「元本割れが怖い」は自然。でも短期目線になりすぎない

投資信託は元本保証ではありません。

短期では普通に値下がりします。

ですが、世界経済は長期で見ると成長を続けてきました。

重要なのは、

「短期の値動き」より
「長期で資産形成できるか」

という視点です。

相場が下がった時に慌てて売る人ほど、長期投資では失敗しやすくなります。


まとめ|DCは「放置」ではなく「育てる制度」

DCは単なる年金制度ではなく、

「自分で資産を育てる仕組み」

です。

投資信託は怖い商品ではなく、

  • 少額で
  • 世界に分散でき
  • 長期運用しやすい

という特徴を持つ、現代の資産形成ツールです。

もちろんリスクはあります。

ですが、

  • 現金だけを持つリスク
  • インフレで資産が目減りするリスク

も同時に存在します。

大切なのは、「怖いから避ける」ではなく、仕組みを理解して付き合うことです。

USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス
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