スポンサーリンク
ロバート・ウォルターズ ブライトマッチ USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス machicon JAPAN

マンションの管理費や修繕積立金ってずっと払い続けるの?戸建ての方が得なの?

Pocket

マンションを購入すると、毎月「管理費」と「修繕積立金」という費用を払う必要があります。
けっして安くはないこのお金、ずっと払わなきゃいけないの?戸建てにはないって聞くけど、本当はどっちが得なの?

今回は、マンションの管理費・修繕積立金について、分かりやすく解説します!


管理費と修繕積立金の違いって?

管理費とは

マンションの共用部分(廊下、エレベーター、ロビーなど)を維持・管理するためのお金です。
清掃や設備点検、共用部分の電気代、保険料などがこれにあたります。

イメージとしては、**家でいう「光熱費+ちょっとしたメンテナンス費」**のようなものです。

部屋の広さに応じて、住んでいる人全員で負担する仕組みです。


修繕積立金とは

10〜15年に一度行われる**大規模な修繕工事(外壁や屋上、防水など)**のために、毎月少しずつ積み立てていくお金です。

家計でいうなら「将来のための貯金」にあたります。

このお金は「長期修繕計画」に基づいて積み立てられており、使い道も明確に決まっています。


この費用、ずっと払い続けなきゃいけないの?

法律上の決まり

マンションを買うと「管理組合」という団体に必ず入ることになります。これは法律で義務付けられているもの。

そして、管理組合のルール(管理規約)には「管理費と修繕積立金を支払うこと」が明記されています。

つまり、マンションの所有者である限りは、これらの費用を支払う義務があるということになります。

「住んでないから払わなくていい」は通用しません!


建物を維持するために必要

マンションには、たくさんの設備(エレベーター、オートロック、給排水、消防設備など)があります。

これらを安全に・快適に使い続けるためには、定期的な点検や修理が必要ですし、電気代もかかります。

住む人がいる以上、管理費がゼロになることはありません。


戸建てとマンション、どっちが得?

マンションには管理費や修繕積立金がありますが、戸建てにはありません。
その代わり、修理やメンテナンスはすべて自分で手配・負担する必要があります。

項目戸建てマンション
購入価格条件が同じなら高め比較的安め
管理費・修繕積立金なし毎月必要
修繕対応自分で計画・手配管理組合が対応
売却しやすさ土地の価値が残る中古でも売買が活発
セキュリティ自分で対策オートロックや防犯カメラあり
駅近少なめ多い
駐車場無料(敷地にあれば)月額料金が必要なことも
ペット基本自由規約による制限あり
騒音トラブル少ない上下階で問題になることも
ゴミ出し自分で指定日に出す24時間OKのマンションも

どちらが「お得」かは、ライフスタイルや優先順位によって変わります。


管理費・修繕積立金の負担を減らすには?

管理費を安くする方法

  • 管理員の勤務日数や清掃頻度を見直す
  • 清掃や点検などを専門業者に直接依頼(中間マージンを削減)
  • 管理業務の一部を住民の手で(自主管理)
  • 管理会社を見直して変更する(リプレイス)
  • 電力会社を見直してコスト削減
  • 空き駐車場を外部に貸す(収益化)
  • 空きスペースに自販機やシェアサイクルを設置(副収入)

⚠️ 副収入を得ると税金の対象になることもあるので注意!


修繕積立金を抑える方法

  • 不要な工事を避ける
  • 複数社から見積もりを取り、安くて信頼できる業者を選ぶ
  • 修繕計画を定期的に見直してムダを省く

ただし、修繕費は年々上がっているため、実際には「下げる」より「これ以上の値上げを防ぐ」ための工夫がメインとなります。


まとめ

マンションを持ち続ける限り、管理費と修繕積立金の支払いは避けられません。

ただし、工夫次第で管理費の削減は可能です。
浮いたお金を修繕積立金にまわすことで、将来の値上げを防ぐこともできます。

負担を減らしたい方は、管理内容の見直しや、管理会社の変更も一つの手。


USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス
USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス
USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス
USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス

コメント

タイトルとURLをコピーしました