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総合商社の志望動機なんかについて語る

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前回は総合商社の年収なんかについて語りましたが

今日は総合商社の中の人ではない私が志望動機なんかについてイキって語っちゃいます。

本気で入りたいならOB(OG)訪問は絶対にしなさい

えー、まず、総合商社に入りたいならOB(OG)訪問は絶対にしなさい。
悪いことは言わないので最低1人、出来れば2-3人は会っておきなさいと声を大にして言っておきます。
OB(OG)訪問をやるかやらないかで、面接の通過率がけっこう変わってくると思います。

実際に働いている人に話を聞くことで社風や働き方も見えてくるので
単純に会社に対する自分の志望度合いを示せるだけでなく
就活の軸がぶれていないか振り返ったり、自分の進みたい方向性が合っているかどうか確かめる面でも有効です。

面接で「OB(OG)訪問はした?」とか聞かれたりもします。

しておけば「はい、しました」でエピソード語れますけど
していないと「なんでしようと思わなかった?」なんてメンドクサイ質問を受けることになり
破滅への輪舞です(;´Д`A “`

そんなの愚問じゃんね☆
メンドクサカッタからに決まってるじゃんか。

志望動機でなにを書くべきか

まぁ、これは人それぞれですけど、爽太のおススメはスマートシティに絡めて書くのがいいんじゃないかと思っています。

スマートシティはこれから発展していくだろうし、まだまだ発展途上というか、本格的な開発はこれからでしょ!!!と思っています。

スマートシティを軸にした志望動機であれば、自分のやりたいことや興味のある分野、各商社で注力している事業に志望動機をフォーカスしたとしても、スマートシティの開発分野で、どこかしらにヒットするはずです。
総合商社は事業の幅が広いので、ピンポイントで焦点が合わずともマクロの視点で見れば自身の志望動機と会社の事業内容で親和性があるはず。

こういう守備範囲の広さが就活ではけっこう大事だったりします。

あまりにもピンポイントで志望動機を絞りすぎると(自分はこういう事業に携わりたい・こういうことがしたい等)

面接官に
「他の会社(メーカー、金融、運輸、etc.)でもやってるし、専門性は他社のほうが強いから
うちよりも他社のほうがいいんじゃないかな~」などと意地悪な返しをされたり

「人事異動とかで希望のポジションにつけないかもしれないんだけど大丈夫?」
と切り返しされて

「大丈夫です!!!」
などと何が大丈夫なのか全くわけのわからない空返事だけして、そこで試合終了ともなりかねません。

ここでマクロの視点で書いておけば、以下のような言い訳で意地悪な質問から逃げられるわけです。

  • 専門性に特化しすぎると全体が見えないので他社では自身のやりたいことが実現できません
    例)スマートシティ開発の、ある特定分野に特化すると、街開発の全体像が見えないから他社ではダメなんです等
  • 部署異動、人事異動があっても、自分のやりたいことは広義の部分でカバーできるので問題ありませんとか
    例)スマートシティ開発に携わることが大事なので、自身の志望する特定領域でなくても、別の分野でも街開発には携わることができるので人事異動でモチベーションの低下などには繋がりませんなど

とにかく、面接官の意地悪な質問にも、機転の利いた返しができるように、エントリーシート/志望動機でもある程度逃げ道を作っておくことが大事です。

志望動機の例

以下に志望動機の例を載せておくので、参考にどうぞ。
下記のたたき台をベースに自身の経験してきたこと、社会人生活でやりたいこと・取り組みたいこと、熱意・情熱をもとにファインチューニングしてください。

例1)
私が貴社を志望する理由は世界の人々の生活にコミットした景気の影響を受けづらいビジネスモデルの構築に挑戦し、実現したいからです。
私は今年度授業を通じて、現在の世界経済が過剰流動化や産業の金融化によって景気の影響を受けやすくなっているという点に問題意識を持ちました。また、日本国内においても市場での技術のコモディティ化によって、従来の安く買って高く売るといったら収益モデルが限界を迎えていると学びました。

私はこれらの問題に対し、エネルギーなど人間誰しもが生きていく上で不可欠な需要の価格弾力性の低い生活必需品と、日本の強みであるスマートグリッドなどの効率的なエネルギー配分技術を組み合わせたビジネスモデルによって、突破口を見出すことができると考えます。

そこで世界各地にスマートコミュニティを展開し、新たな価値の創造に挑戦することで、企業の利益や世界の人々の豊かな暮らし、そして地球環境の保持に貢献することを自身の目標に設定しました。今後世界人口が爆発的に増加し、資源枯渇が深刻化することを踏まえても非常に将来性があるかと考えます。このようなキャリア目標を実現する上で、総合商社が最適であると考え、志望いたします。

これだと長くてマニュアルっぽい、かつ志望動機として「なぜ御社か?」の部分が弱いと思います。
なので、OB訪問等で聞いた話を具体エピソードとして盛り込んだり、各商社のホームページを見たりして取り組んでいる事業にフォーカスした文章構築が求められます。

例2)
私が、貴社に入って達成したいことは、マレーシアのようなミドルインカムトラップに嵌ってしまった国々の経済発展に携わり、世界の人々の豊かな暮らしに貢献することです。私は、経済発展論の授業を通じて、経済成長している国々が高所得の国になる前にミドルインカムトラップというステージに嵌ってしまうということを学びました。また、ミドルインカムトラップに嵌ってしまうのは第三次産業が遅れているからということも学びました。私はこうした問題を総合商社の適切なアプローチを用いて解決することができると考えています。

ここではスマートグリッドとかミドルインカムトラップとか言ってますけど、要はスマートシティを軸に人々の衣食住に繋がるエピソードを展開すれば、必ず商社で取り組んでいる事業に繋がります。

その他のアドバイス

  • 文章は思いますより考えますを使った方がしっかりした感じになる。
  • 成果に数字をいれて具体性を持たせたり、役職名を入れてリーダーシップを具体的に示すというのは、自己PRで有効
  • 就活っていうのは考え動きを決めるためにある。
  • 働くとは何らかのプロになることである。
  • 面接は相手の空気をマジでよめ!
  • ネガティブはダメ
    ⇒ネガティブ発言はNG、これは話し方の問題。
    同じエピソードでもポジティブにかたる癖が大事
  • 何事にも先入観をもったり最初から決めつけないほうがいい。
  • はったりも必要
  • お堅い日系の会社なんて学校の制服を規定通りにきこなして
    黒の髪型は耳が見える黒髪・・・・みたいな学校に行くようなもん
    人によっては自由度のある会社のほうがいい。
  • 逆境から立ち直り、前向きに考える人材になること。

一番大事なのは就活ではない:自分の人生に対するビジョンを持て!志高く

就活がうまくいった/いかなかった、希望の会社に入れた/入れなかった。

大学3、4年生、社会人1-2年目の時に悩みは尽きないかもしれない。
でも、人生は長い、その長いビジョンで見たときに、そこでの一喜一憂は重要ではない。

身も蓋もない話だが、就活は一つのイベントであり大事なんだけど大事ではない。
もちろん、就活を通じて自分のこれまでの経験を棚卸して、自己分析して、進むべき方向性を決めるのは大事なことだ。

でも、それ以上に、社会人になって、ビジネスパーソンになって、どのような人生を送るかのほうがもっと大事。

孫さんは言ってました。

「自分の夢も明確に持たずに自分のビジョンも持たずにただ生きていくために給料をもらいにいく。でも現状仕方ないじゃんと言ってる間に人生はあっという間に終わる」

「とにかく今は目先の現実を踏まえてとか言ってる人ほど現実の世界から逃れられないまま人生が終わる場合が多い」

「現実が厳しいからこそ、自分の夢を自分の人生に対するビジョンをしっかりと持つべきじゃないかな。志高く。」

P.S. 岩瀬大輔さんの講義も参考に

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