今日はCPAのライセンスを取得したけど、継続教育の条件を満たさずに失効してしまったという人向けに、ライセンスの復活方法を語ろうと思う。
といっても、記事の内容はワシントン州のBoard of accountancyのサイトを日本語訳で分かりやすくまとめただけなので、原文サイトを読むのが苦じゃない人は原文サイトを読まれたし。
- 以下の事項について語っていきます。
- 失効ライセンス再登録要件
- 停職・取り消しライセンスの再登録要件
- CPE(継続専門教育)要件
再登録可能なライセンスの種類
失効(lapsed)、停職(suspended)、または取り消し(revoked)されたCPAライセンスは、アクティブステータスでのみ再登録可能です。
⚠️ 申請は提出時点ですべての情報が揃っていることが必要です。不完全な申請は却下される場合があります。
再登録に必要な条件
必要なCPE(継続専門教育)の修了
- 合計120時間のCPE単位が必要(ワシントン州会計委員会承認の倫理コースを含む)。
- CPEは、申請日からさかのぼって36か月以内に取得したものであること。
- ただし、倫理コースは申請日から6か月以内に取得している必要があります。
CPE単位の制限:
- **非技術的科目(例:ソフトスキル等)**は最大60時間まで
- ナノラーニング形式は最大12時間まで
- 以下のいずれかの合算で最大60時間まで:
- CPEコースの初回講師または開発者
- 大学などの講座の初回講師または開発者
- 専門分野に関連する出版物(記事、書籍など)の執筆
手続き
- 受講したCPEは、オンラインサービスの**「CPEトラッカー」**に記録してください。
- 各CPEの受講証明書などの資料をアップロードしてください。
再登録申請書の提出
- オンラインサービスを通じて提出します。
- 申請料:480ドル
元「CPA-インアクティブ」証明保持者(2024年7月1日付でライセンスに変換された方)
- 実務経験要件を満たす必要があります。
- オンライン申請に実務経験証明書(Experience Affidavit)をアップロードしてください。
⚠️ 記入漏れ・誤記がある場合は新たな署名付きで再提出が必要です。
- 経験証明書には、申請者本人と確認者であるCPAの手書き署名が必要です(タイプまたは電子署名は不可)。
- 3社以上の雇用歴がある場合は、**追加経験フォーム(Experience Affidavit – 1B)**も提出してください。
※ すでに経験が承認されている方や、以前にワシントン州のアクティブライセンスを持っていた方は、経験証明の提出は不要です。
停職・取り消しされたライセンスの再登録には追加書類が必要
- 再登録を求める理由を文書で提出
- ライセンス停止・取り消し後の活動を知る、2名の有資格CPAからの推薦状
※必要に応じて、委員会から追加情報を求められる場合があります。
注意事項
- 今回の再登録申請に使用したCPEは、次回のライセンス更新時のCPE単位としては再利用できません。
- ライセンスが承認され、検索システムに反映されるまでは、「CPA」の肩書きを名乗ることはできません。
Reinstate CPA License | Board of Accountancy
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