【無職243日目】
画像は今後、監査法人を志望するにあたり業界研究で、どこさんのブログ読みまくって
重要なとこ写真とりました。
詳細は以下参照。
日本の会計基準(JGAAP)
会計監査六法を読み込む
日本の会計基準の勉強をするため、会計監査六法を読み込みました。
これはマストです!
上司から
「監査部屋には会計監査六法しか置かないこと。
法人が出版している書籍でも、クライアントにこんな本を参照しているのかと知られるのは恥ずかしい。
監査部屋には持っていかないように」
と言われていました。
よって、まず、監査部屋に置いておけた唯一の書物である、会計監査六法とお友達になることが大事でした。
困ったときに参照できるのは、会計監査六法だったからです。
毎日、毎日、何かわからないと(わからないことがなくても)、会計監査六法を開いて、ふむふむと読み込んでいました。
よく参照するページに付箋を貼り、大事なところはハイライトする。
こんなことを繰り返していると、だんだん手になじんできました。
そして、分厚い会計監査六法がいつの間にか手放せなくなっていました。
法人が出版している会計書籍を読む
自分の勤務先の法人が出版している『よくわかる○○○』といった会計書籍もよく読みました。
他の法人が出版している本だと、自分の勤務先の法人と違う見解が書かれていることがあります。
ですので、自分の勤務先の法人が出した本だけ読んでいました。
社割がきくので安く買えますし(笑)。
上司の教えに従い、クライアント先には持っていきませんでした。
よって、法人の自分のロッカーか家に置き、業務時間外に読むようにしていました。
日商簿記検定1級の勉強をする
会計監査六法や、法人が出版している本を読むこと以外では、日商簿記検定1級の勉強をしました。
日商簿記検定1級は、商業簿記、会計学、工業簿記、原価計算の4科目がありますが、最低でも商業簿記を勉強しておく必要があります。
監査実務でクライアントの会計処理が理解できる状態になっていることが目的です。
よって、テキストを読み、問題集を解いて理解していればOKで、試験を受けること(合格しているという事実)は必須ではありません。
どこが所属していた事業部は、USCPAが部員のほぼ半分。
USCPAの中で日商簿記検定1級を持っている人は、ほぼいませんでした。
勤務時間中に、日商簿記検定1級をもっていないUSCPAを対象とした日商簿記検定1級の授業が開催されていました。
T〇Cの講師を事務所にお呼びして、T〇Cのテキストを使って、数週間にわたり講義(商業簿記のみ)を受けることになっていました。
受講料やテキスト代も法人負担、お給料をもらいながら日商簿記検定1級の勉強ができたわけです。
法人はUSCPAに、日商簿記検定1級レベルの知識を身につけてほしいと思っていたわけです。
なので、USCPAとしては、自発的に日商簿記検定1級くらいの知識は身につけておかないとダメということでしょうね。
日本の開示知識
実は、日本の会計基準以上に知識がなくて困ったのは、この日本の開示知識の方です。
どこの場合は、担当クライアントがほぼ外資系企業だったので、日本企業を担当することはかなり少なかったです。
それでも、日系の上場企業を担当することになり、開示チェックを任されました。
インチャージ(実務部隊で一番上のポジション)に、「開示チェックお願いね」と初めて言われた際「何をどうチェックするのでしょう?」と戸惑いました。
そして、一から勉強することになりました。
日本の公認会計士は、開示についてしっかり勉強してきています。
一方、USCPAの場合は、日系の上場企業で開示資料を担当してきた場合などを除き、開示の知識がないです。
つまり、クライアントの経理担当者以上に開示に関する知識がないまま、開示をチェックする側に立たされることになります。
どこの場合は、法人が出版している会社法開示の本などを読みました。
それでもあまり理解できなかったため、ビジネス会計検定試験の勉強から始めました。
1級だと、ディスクロージャーや、財務諸表と計算書類の体系などが学べますので、ざっくりとした知識が手っ取り早く身につきます。
そのあとに、コツコツと関連書籍を読みながら、勉強していきました。
開示チェックは、誤字脱字がないかなどから始まって、前期との整合性、計算の正確性、情報の網羅性など見なければいけないことが多いです。
開示の知識がないUSCPAの場合、手探りで作業を進めることになってしまいます。
ですので、なるべく早くから、日本の会計基準の勉強と並行して、開示の勉強もすることをおすすめします。
英語力、IT知識、仕訳スキル
英語力
英語力に関しては、人によってレベルが違ってきますし、求められるレベルも違ってくるので難しいところです。
ただ、USCPAの試験に合格できたのならば、法人内では英語力は高い層に入ると思っていいです。
そこまで英語力が高くない場合も、入所後に勉強すれば大丈夫です。
もちろん、最初から英語はできればできた方がいいですが。
どのくらい英語ができるかによってアサイン(担当クライアント)が変わるので、英語力がイマイチでも大きな問題ではありません。
あまりにもイマイチだと、USCPAなのでがっかりはされますが。
もし、外資系企業のクライアントにアサインしてもらって、英語力を存分に活かしたい場合。
英語力をアピールしていれば、自然とそのようなアサインばかりされるようになります。
たとえば、リファードジョブ(海外親会社の会計監査人から送付された「監査指示書」に基づいて監査をすること)なら、海外とのやり取りが増えます。
英文メールや英語での電話は対応できないと困るので、最低限のビジネス英語ができる必要があるでしょう。
自分で本などで英語メールの言い回しを勉強したり、あとは法人主催の英語研修(英文メール講座など)がありますので、そのような機会を利用するといいでしょう。
また、法人負担で英語学校に通うことも可能ですので、入所後も英語力向上に努めるといいと思います。
仕訳スキル
最後の最後に「仕訳スキル」が大事だという話をします。
最後に話しますが、一番大事かもしれません。
実は、USCPAが監査法人で「使えない」との扱いを受ける場合の一番の要因が、仕訳スキルがない(仕訳が切れない)こと。
USCPAだからバカにされるということはありませんが、唯一よくきいたのは「やっぱりUSCPAだから仕訳ができないよね、、、」というあきらめのような言葉。
USCPA試験は、仕訳があまりできなくても合格可能。
簿記試験ではないので、仕訳をガリガリやるような問題は出題されませんからね。
USCPAは日本の公認会計士に比べ、試験勉強を通して仕訳をきった経験値・トレーニングの絶対量が違うのです。
監査の現場では、取引を見てとっさに仕訳が思い浮かばないと話になりません。
仕訳がわからないとこんな事態に。
- クライアントがきった仕訳が合っているか検証できない
- 仕訳が間違っているということがわかった場合、正しい仕訳や修正仕訳が提示できない
もし、USCPAの勉強はしたけれど、仕訳をきるのは得意ではない場合。
取引を見て仕訳をきる練習は自分でしておいた方がいいです。
仕訳がきれるかどうかが、USCPAが監査法人で「使える」か「使えない」か判断される基準の1つであることは知っておきましょう。
USCPAがBIG4監査法人で「使えない」と言われないために勉強すべきこと3選|USCPAどこのブログUSCPAとしてBIG4監査法人で働きたい人は必見!BIG4監査法人の監査経験がある「USCPAどこのブログ」のどこが、USCPAが監査法人で「使えない」と言われないために勉強すべき3つを解説。日本の会計基準、開示知識、英語、IT、仕訳はマ...
懇意にして頂いたエージェントとの別れ
懇意にして頂いたエージェントさんとお別れしました🥺
先日アクセンチュアから正式にお見送りの連絡が来たので、これにてFASおよびコンサルは全滅となりました。そのためお別れです。
ビズリーチ経由で知り合ったエージェントさんで、非常に良い人でした。
無理に求人を勧めてくることなく、こちらの希望を聞いた上で
「USCPAと語学力を活かすならBIG4のFASとコンサルは良いと思いますよ!」
ということで応募開始したのですが、無念にも全滅😇
コンサルとFASがメインのエージェントさんなので、これ以上は案件なしとのことでお別れです🥺
今後はアビキャリでの監査法人1本狙いとなります🥺
だめだったらまた考えます。
就活の成績まとめ
改めて成績書いときます。
BIG4 FAS
- PWC→書類選考✗
- Deloitte→書類選考✗
- KPMG→書類選考✗
- EY→書類選考○→1次面接✗
BIG4 コンサル
- PWC→書類選考✗
- Deloitte→書類選考○→1次面接○→2次面接✗
- KPMG→書類選考○→Webテスト○→1次面接✗
- EY→書類選考✗
総合コンサル
アクセンチュア→書類選考✗
アビーム→書類選考✗
所感
- USCPA3科目合格で応募したのは悪手
→4科目合格で応募しても結果変わらなかったかもしれないですが、やはり全科目合格と3科目合格ではインパクトが違う。
- 無職はマイナス
→アビタスの言うとおり、働きながら合格するからこそ評価されるUSCPAかもしれません
- おっさんで未経験はきつい
→若ければ若いほうがいいし
最低限、会計周りの知識・経験、もしくはコンサルの経験といった実務経験での専門性は欲しいようです。
ではでは!
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